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所在地:東京都目黒区
用途:個人住宅
規模:木造+RC造・地下2階+地上3階
面積:敷地66.49m2・延床102.69m2
竣工:2006年

location:Meguro-ku,Tokyo
program:residence
structure:RC+wood・2B+3stories
area:site66.49m2・floor102.69m2
completion date:2006
東京の住宅街、2つの駅の中間にある窪地に建つ住宅。敷地は、北と南の2辺で敷地の短辺が接道するが、この窪地を囲い込むように周囲一帯に繋がる古い擁壁を介して、北側道路が敷地より3.5m下に位置している。擁壁は築造年数も解らず図面も残っていない上、2項道路に掛かっており、行政から撤去することを指導された。

そこで我々は、この住宅と、一部を撤去したため構造的に弱くなった擁壁を繋ぎ、3.5mの高低差を埋めることで、住宅街の構造的なメンテナンスを行い、より深層的な意味での住宅とその環境との連続性を確保する選択を行った。このような敷地の歪みで発生した地階は、支持層に至るまで2層にわたり、擁壁が作られる以前の地形をトレースして作られた。
上部は木造で作られ、1階には寝室・水回り・駐車場等を凝縮し、2階に長い敷地の特徴が現れた、筒状の風を通すLDKとテラスを配置した。

また、この住宅のボリュームは、南には奥に細長い長屋のような、北には縦に長い塔状の、異なった建物を内包している。各々の壁面には分銅式の上下建具を取り付けた。
この計画は、長い年月を経て複雑に絡み合った住宅街の連続性を繋ぎ直し、不連続性を再び繋ぎ直す作業であったのである。
 
 
 
 
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